「7回読み勉強法」をやってみた!教育心理学観点から効果がある

こんにちは、タクロウ(@takuro_109)です!

社会人になってからの「学び直し」でさらに広がる教育格差という記事を目にしました。今の社会は変化のスピードが速く、人は絶えず新しいことを学び続けないといけないとありました。ただ、学びの必要性をわかっているけれど、やる気が起きない人が多いのではないでしょうか。

自分自身も20代のときは仕事に必要なこと以外は学ぼうと思いませんでしたが、勉強法を見直したことで学ぶことが好きになり、学ばずにはいられなくなりました。きっかけになった7回読み勉強法について紹介します。

7回読み勉強法とは

7回読み勉強法は、東大首席、財務官僚、弁護士を経て、ハーバードへの留学経験を持つ山口真由さんの体験に基づく勉強法で、「30分の流し読み」を7回繰り返します

1〜3回目は「全体像」、4~5回目は「内容」、6〜7回目は「細部」と、順番に意識を向け徐々に理解を深めていきます。ポイントは、1回で理解しようとしないことです。「理解」の前には必ず「認知」があるからです。知らないことは、理解できないということです。

認知は、ある文章を見て「こんな言葉が書いてある」と視覚的に感じとることです。それに対して、理解はイメージを汲み取り、意味を読み取り、メッセージを把握することです。

具体的には以下のSTEPで実施します。

STEP.1
全体像把握
  • 1回目は、「見出し」を中心に。「見出し」を頭のノート上に写し取る感覚で読む。
  • 2回目は、全体流し読み。アウトラインがうっすらわかってくる。
  • 3回目は、2回目同様。アウトラインをより明確にする。
STEP.2
要旨把握
  • 4回目は、キーワードを意識する。「頻出語」「詳しく書いてある」と感じ取る。
  • 5回目は、4回目と同様。キーワードとキーワードの間の説明文を意識する。
STEP.3
詳細把握
  • 6回目は、詳細に目を向ける。5回で確認済みの要旨を答え合わせの感覚を持ちながら読む。
  • 7回目は、6回目と同様。内容を定着させる。

7回読み勉強法やってみた

マーケティング実務検定A級(IMSSA認定マーケティング実務士)試験勉強のときに、勉強法を見直そうと思い、下記テキストで7回読み勉強法をやってみました。

30分の流し読みを7回繰り返してみましたが、テキストの内容が頭に入ってきませんでした。「全体像→要旨→詳細」を意識しつつ試行錯誤し、30分は気にしない、キーワードにマーカーをひき、繰り返す読むことでテキストを理解し、試験も無事合格することができました。7回読み勉強法を、自分なりにアレンジし5回読み勉強法になりました。

  1. 見出しを頭のノート上に写し取る感覚で読む(30分)
  2. 全体流し読み(30分)
  3. キーワードにマーカーをひく(2~5時間)
  4. どこにマーカーを引いたか意識しながら読む(30分〜60分)
  5. 詳細に意識を向けながら読む(30分〜60分)

7回読み勉強法は効果的である

7回読み勉強法は、教育心理学の観点から、ある程度の知的能力がある者にとって効果的な勉強法です

教育心理学の学習法に、全習法分習法があります。全習法は、学習の全過程を通して、学習課題全体を学習する方法です。一方、分習法は、分割された学習課題をその部分ごとに学習し、最終的に全体的な学習目標を達成させる方法です。

学校で教わったきたのは分習法であるのに対して、7回読み勉強法は全習法です。年長者や知的能力が高い者にとっては、全習法のほうが効果的であることが知られており、7回読み勉強法が有効な理由です。

以下は、分習法から全習法に勉強法を変えたことで起きた自分自身の変化で、学習意欲が高まった効果もあります。

Before:分習法
詳細に目がいく → 進みが遅い・学ぶ目的を見失いがち → つまらない・飽きる・やらなくなる
After:全習法
学ぶ目的に応じた骨格・イメージが作られる → 繋がりをもって詳細を学べる・繋げるために詳細も学びたい → 周辺領域も気になる・学びたい

さいごに

7回読み勉強法を知り、実践した結果、学び方が変わり、学ぶことが楽しくなっていました。自分なりの勉強法を身につけることの大切さを感じています。

自分なりの勉強法を見つけるために、7回読み勉強法を試してみるのはいかがでしょうか。