つみたてNISA・iDeCo対象商品を俯瞰する

つみたてNISAとiDeCo対象商品について、証券会社のホームページに掲載されているが、全体がわかりづらく感じたので、見やすくして、俯瞰してみました。

各証券会社のホームページで、条件を絞って対象商品を比較検討する前に、全体を把握するのに利用していただけたらと思います。

つみたてNISAとiDeCoについては以下、記事を参照ください。

NISAから「つみたてNISA」に切り替え!メリットとデメリットを解説「iDeCo」を1年間継続!確定申告していればプラスだった

この記事では、つみたてNISA・iDeCo対象商品の全体感を見ていきます。

ポイント
  • つみたてNISA対象のインデックスファンドは167本。単一資産に投資するファンドと複数資産に投資するファンドがある。
  • つみたてNISA対象で、単一資産に投資するインデックスファンドの投資対象は、株式のみ。
  • iDeCo対象ファンド(SBI証券)は、38本。単一資産に投資するファンドの投資対象は、株式以外もある。

つみたてNISA対象商品

金融庁のつみたてNISAページ(2020年12月23日)によると、対象ファンドは全体で193本です。うち、インデックスファンドが167本、アクティブファンドが19本、ETF(上場投資信託)が7本です。

手数料が低い(信託報酬が低い)ファンドに投資とすると、インデックスファンドかETFです。ETFは7本で一覧を見ればわかるので、ここでは、インデックスファンドについて見ていきます。

まず、インデックスファンドを大きくわけると、単一資産(国内株式のみなど)か複数資産(国内株式・国内債券・外国株式・外国債券など)に投資しているかです。

長期分散投資とすると、以下の場合分けになるかと思います。

  • 運用会社にお任せしたい場合:複数資産ファンドを選ぶ
  • 投資割合を自分で調整したい場合:単一資産ファンドを選ぶ

複数資産ファンドは、どの資産に分散投資しているのか。いくつかファンドの交付目論見書を確認すると、以下のとおりでした(全ファンドを確認していないので違う資産に投資している場合もあるかもです)。

  • 4指数:国内株式・国内債券・外国株式・外国債券
  • 6指数:国内株式・国内債券・外国株式・外国債券・新興国株式・新興国債券
  • 8指数:国内株式・国内債券・外国株式・外国債券・新興国株式・新興国債券・国内リート・外国リート

単一資産ファンドは、投資地域の違いはあるものの、全てのファンドで投資対象は株式です。単一資産ファンドを組み合わせて分散投資する場合は、iDeCoの対象ファンドも組み合わせるといいでしょう。

iDeCo対象商品

金融庁のiDeCo公式ページに対象商品一覧が見当たらず、各証券会社によって異なりそうです。iDeCoはSBI証券を利用しているので、ここではSBI証券の対象商品を見ていきます。

SBI証券の運用商品一覧(2020年12月31日時点)によると、対象ファンド数は38本(除外・除外予定なし、元本確保商品含む)です。パッシブ(インデックス)ファンドが22本、アクティブファンドが15本です。NISAと同様、手数料が低いファンドに投資とし、インデックスファンド中心に見ていきます。

つみたてNISA対象商品と比較すると、単一資産に投資するファンドで、株式以外に、国内債券・国内リート・海外債券(外国債券・新興国債券)・海外リート・金があることが特徴です。

つみたてNISAで株式ファンドに投資し、iDeCoで株式以外の単一資産ファンドに投資して長期分散投資をするのが、ひとつの選択肢になるでしょう。

さいごに

つみたてNISAとiDeCoの対象商品ついて、長期分散投資をするという前提で、手数料の安いインデックスファンドの全体感を把握できたのではないでしょうか。

証券会社ホームページで、ファンドの信託報酬・純資産を比較したり、過去のパフォーマンスを比較したりして、

  • 複数資産ファンド or 単一資産ファンドを組み合わせる
  • 銘柄選択(どのファンドを選ぶか)
  • 単一資産ファンドの場合は、各ファンドの投資割合

の意思決定をする上で、投資対象全体を確認するために、参考にしてみてください。