こんにちは、タクロウです!
DataStudioレポートを「GAS+LINE Notify」でLINEに通知する方法を紹介します!下記記事を参考にさせていただきました。
参考 TableauレポートをGASでSlackに自動連携する方法Qiita概要

- GoogleDataStudioのメール配信機能を使って、自分のGmail宛にメールを配信する
- GoogleAppScriptを使ってメールの添付スナップショットを取得し、LINE NotifyでLINEに通知する
設定方法
GoogleDataStudioレポートのメール配信設定する
GoogleDataStudioにアクセスし、対象のレポートを開き、共有右横の▼から「メール配信をスケジュール」をクリックします。

メール配信時刻や頻度を設定し、「スケジュール」ボタンをクリックします。

LINE Notifyのトークンを発行する
LINE Notifyにアクセスし、「ログイン」をクリックします。

LINEアカウントログイン画面でログインすると以下画面に遷移します。右上の「マイページ」をクリックします。

マイページから「トークンを発行する」をクリックします。

トークン名と、通知を送信するトークルームを選択し、「発行する」をクリックします。

無事トークンが発行されました。発行されたトークンを「コピー」をクリックし、コピーします(GASコードの中で使います)。

GASファイルを作成する
Googleドライブにアクセスし、新規から「Google Apps Script」をクリックします。Google Apps Scriptがない場合は「アプリを追加」から追加します。

コードを入力する画面が表示されます。

下記コードを入力します。
function myFunction(){
var message="[通知メッセージ]" ;
var keyword="[Gメールを検索するキーワード]" ;
sendMailImage(keyword, message);
}
function sendMailImage(keyword, smessage) {
//Datastudioからの自動メール取得(条件に一致する最新のメールを一件取得)
var Threads = GmailApp.search('from:"data-studio-noreply@google.com" subject:'+keyword, 0, 1);
var messages = Threads[0].getMessages();
var message = messages[messages.length-1];
//自動メールから画像と日付を取得
var attachments = message.getAttachments();
var date = message.getDate();
var time = Utilities.formatDate( date, 'Asia/Tokyo', 'yyyy年M月d日');
var img = attachments[0]
//LINE Notifyで送る内容を設定
var sendmessage = smessage
var blob = img.copyBlob()
sendHttpPostImage(sendmessage,blob)
};
function sendHttpPostImage(message, blob){
var token = ["[LINE Notifyのトークン]"];
var formData = {
'message' : message,
'imageFile': blob
}
var options =
{
"method" : "post",
"payload" : formData, // message, imageFile を formData としてPost
"headers" : {"Authorization" : "Bearer "+ token}
};
UrlFetchApp.fetch("https://notify-api.line.me/api/notify",options);
}
- [通知メッセージ]:LINEに送るメッセージ
- [Gメールを検索するキーワード]:Gメールを検索するキーワードでダッシュボード名を設定
- [LINE Notifyのトークン]:上記で発行したトークン
▶︎実行ボタンをクリックしてLINEに通知されるか確認します。問題なければ実行トリガーを設定します。
GAS実行トリガーを設定する
編集から「現在のプロジェクトのトリガー」をクリックします。

トリガー一覧画面で、「トリガーを追加」をクリックします。

LINEに通知したいスケジュールを設定し、「保存」をクリックします。

以上で、設定は終了です。
さいごに
DataStudioレポートを画像として取得する方法に行きつくまでに試行錯誤しました。外部APIを使ってWEBサイトのスクリーンショットをとることを検討したのですが、Googleアカウントでのログインで上手くいきませんでした。GASとGmailは同じアカウントなので、この点をクリアできました。
DataStudioだけでなくTableauなど他のBIツールも、メールへの配信機能は備わっていることが多いので、メールの画像ファイルを取得し、チャットツールに送信する方法は応用範囲が広いと思います。
以上、お読みいただきありがとうございました。